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秋の近づいた廻り目平 [クライミング]

 夏の終わり廻り目平へ、この日 廻り目平は人気も少なく静かだった。

 登ってみたかった父岩の「小川山物語」(5.9)へ。今日は空いているというガイドの方がずっと付き合ってくれた。

小川山物語4987a.jpg
小川山物語

 長く、手がかりの細かいフェース、それほど難しくないというが、

小川山物語4988a.jpg
小川山物語

 私にはいっぱいいっぱい。

小川山物語N4994a.jpg
小川山物語

 続いて隣の「小川山ストリート」(5.9)、同じグレードだが「小川山物語」より難しく感じた。

 次の「クはクライマーのク」(10c)は仲間とガイドが登るのを見るだけ。

 その後場所を変え、兄岩の「タジャンⅣ」(10a)、中間あたりのスラブ1mくらいの間手がかりも足しがかりも無いように思えた。

タジャンⅣ5003a.jpg
タジャンⅣ

 「ピクニクラ」(10b NP)、30mと長く傾斜の強い壁、

ピクニクラ5005a.jpg
ピクニクラ

 直上するクラックをのぼる、

ピクニクラ5014a.jpg
ピクニクラ

 ホールドはしっかりしているのでこなせる。

 トップロープだったが素晴らしいルートを堪能した。快い疲れを感じながら秋の近づいた廻り目平を後にした。

父岩兄岩など5019a.jpg
父岩・兄岩辺り

                       平成26年9月10日


タグ:廻り目平
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崖に咲くビランジ [丹沢を歩いて]

 丹沢にもビランジが咲くよ、と聞いた。

 夏の暑い日、ビランジをみに出かけた。

 崖に咲いているのを見つけたが、近づけない。

ビランジabD.jpg

 足場が悪かったが、近づいてみた。

ビランジa.jpg

 登山道近くにもさいていた。

ビランジcDS.jpg

               平成26年 夏


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山深くカールを抱く黒部五郎岳 [fsc梓の山行]

 夏の暑い日、山の仲間3人で黒部五郎岳を目指した。

 新穂高に車を置き、陽ざしの強い川沿いの道を歩き、わさび平の木立の中にテントを張る。

 早朝わさび平をたち、小池新道を辿り、鏡平へ。

鏡平DSCF4776a.jpg

 鏡平から急な登り、弓折分岐へ出る。

 昨年もここを歩き水晶岳に登った。

 花をみたり、

花見平DSCF4785a.jpg

 槍や穂高を眺めながらの稜線歩き。

 双六小屋から巻道ルートを行く。

三俣蓮華残雪と花DSCF4795a.jpg

 山肌に咲く花々、

雪解けの流れDSCF4796a.jpg

 残雪と雪解けの流れ、

鷲羽岳とお花畑DSCF4806a.jpg

 この山域に魅せられる。

黒部080.jpg

 北アルプスの山々に囲まれた三俣山荘のテント場にテントを張る。

 霧の朝、雨支度で黒部五郎岳に向う。

流れる霧DSCF4828a.jpg

 霧が流れる山稜、霧は雨に変わり、何も見えない長い下り。

 黒部五郎小舎でコーヒを頼み、雨を一時しのぎ。

岩と花に雨DSCF4839a.jpg

 雨に黒くけむる岩、雨に濡れ咲く花。

 行く手にカールの大きく白い残雪、

カールDSCF4844.jpg

 それを取り囲むように霧に見え隠れし聳える岩壁。

カール側壁DSCF4853a.jpg

 急な斜面に花の咲くカールの側壁を登り、稜線にでる。

山頂まじかDSCF4860a.jpg

 岩の稜線を上り、黒部五郎岳山頂に立つ。

黒部五郎岳山頂DSCF4861a.jpg

 雨は止んだが霧に閉ざされた山頂。

 今 黒部五郎岳に登り、日本百名山 全山登頂を達成した。

 今年は70の声をきく、山に登り50年以上が過ぎた。これからも山に登れたらいいなと思う。行きたい山、登ってみたい岩場や見てみたい花もある。

 下りにかかると、霧がとれ、

カールDSCF4870a.jpg

 カールの全貌がみえはじめた。

黒部五郎小舎DSCF4872c.jpg

 草原に立つ黒部五郎小舎。

黒部五郎岳DSCF4878a.jpg

 戻り道ふりかえると黒部五郎岳が姿をみせた。

 テントに戻り、黒部五郎岳登頂に乾杯。

黒部079KE.jpg

 その夜は冷えた。

 晴天の朝、花の斜面を登り三俣蓮華岳山頂に立つと、

三俣蓮華岳DSCF4911a.jpg

 カールを抱いた黒部五郎岳がよく見えた。

黒部五郎岳DSCF4920a.jpg

 帰り道は長い、足を引きずり新穂高に下る。露天風呂で山の余韻に浸る。

             平成26年7月25日~28日


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尾瀬 梅雨まじか [fsc梓の山行]

雨に降られるのを覚悟していたが、
鳩待峠でパラついた雨は、

山の鼻に着く頃にはあがった。

至仏山や

20140605尾瀬 027-1a.jpg

燧岳が姿をみせた。

20140605尾瀬 019a.jpg

花をみながら

20140605尾瀬 023a.jpg
20140605尾瀬 070-1a.jpg
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尾瀬ヶ原を歩いた。

20140605尾瀬 059-1a.jpg
20140605尾瀬 101-1a.jpg

                                                  H26年 梅雨が近づいた頃


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緑の山稜 オオタギリ [fsc梓の山行]

 小川谷を渡り、

s-P1090218最初の渡渉.jpg

 同角尾根の末端に取付く。

DSCF4470同角尾根取付きa.jpg

 踏み跡や鹿柵に沿って木立の中をのぼる。

DSCF4474同角尾根a.jpg

 山ツツジや白いウツギの花の混じった新緑の尾根。

同角尾根aDSCF4477.jpg

 登るにつれ、支尾根や沢に削られた険しい山稜。

 白ザレのピークから急な下降。

 ブッシュの中にフィックスはあるが、ロープを出して懸垂。

DSCF4479オオタギリへ下降a.jpg

 深く切れ落ちた山稜、ここをオオタギリという。

 向かう岩場の登り、フィックスはあるが、ロープで確保。

DSCF4482オオタギリ登りa.jpg

 大タル丸を過ぎると、また急な下り。

DSCF4487女郎小屋乗越a.jpg

 フィックスをつかんで下ると、女郎小屋乗越。

 ここからまたザレた岩の登り、フィックスはあるが、やはりロープで確保。

 緑の木々に囲まれた、

女郎小屋の頭へオオタギリaDSCF4489.jpg

 女郎小屋の頭に着く。

DSCF4495女郎小屋の頭a.jpg

 緑の中でしばし休憩。

DSCF4496尾根を下るa.jpg

 ここから 女郎小屋沢左岸の尾根を下る。

下降aDSCF4503.jpg

 途中から、女郎小屋沢へ降りる尾根に入るが、

 立木や木の根を掴みながらの急下降。

DSCF4502時に懸垂もa.jpg

 時に、懸垂しながら、女郎小屋沢に降りる。

DSCF4505沢へ降りるa.jpg

 遠い昔、野猿棚を登ったりしたことをおもいだしながら、

 沢をくだり、

 玄倉川の広く明るい河原に着く。

河原へa.jpg

 緑に覆われた山を振り返りながら林道を下る。

DSCF4510山を振り返るa.jpg

                      平成26年新緑の頃


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コイワザクラの頃 丹沢主稜 [fsc梓の山行]

 シロヤシオにはすこし早い頃、

20140514丹沢主稜 001a.jpg

 山の仲間達とつつじコースをのぼる。

20140514丹沢主稜つつじコース 004a.jpg

 桧洞丸はまだ芽生えのきざし。

20140514桧洞丸 014a.jpg

 桧洞丸山頂に着くとすでに昼食時。

 まだ行く道は長い。

 木立の間からこれから向かう山並みを見る。

20140514丹沢主稜 017a.jpg

 コバイケイソウの若葉の間をくだる。

 山深くなり、沢に削られた山稜を辿り、

20140514丹沢主稜 029a.jpg

 芽生えだした木々に覆われた山腹を行く。

 臼ケ岳へ着くと蛭ケ岳が前方に聳える。

20140514丹沢主稜 030a.jpg

 蛭ケ岳の険しくきつい登り、

20140514丹沢主稜 052a.jpg

 岩混じりの山肌に可憐な花。

20140514コイワザクラ 048a.jpg
20140514丹沢主稜 055b.jpg
20140514丹沢主稜 082b.jpg

 花を見ながら、丹沢最高峰蛭ケ岳の山頂へ。

20140514丹沢主稜 066a.jpg

 蛭ケ岳から、ひときわ高い山稜が続く。

20140514丹沢主稜 069a.jpg

 周囲の山々を眺め、

 足元の小さな花に

20140514丹沢主稜 051a.jpg

 目をやりながらの上り下り。

20140514丹沢主稜 076a.jpg

 丹沢山を過ぎるころ陽も傾き、

20140514丹沢主稜 085a.jpg

 登る道端のシロヤシオはまだ蕾。

20140514塔ノ岳へ 089a.jpg

 もう人のいない塔ノ岳へ。

20140514丹沢主稜 塔ノ岳091a.jpg

 大倉尾根を下る途中

20140514丹沢主稜 092a.jpg

 日が暮れる。

20140514丹沢主稜 093a.jpg

          丹沢の ひときわ高い稜線を歩き、可憐な花と出逢った

20140514丹沢主稜 079a.jpg
平成26年 春 コイワザクラの頃

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梅の花の中で [クライミング]

 梅の花の中で

梅の花の中へ002-1a.jpg

  クライミング

梅の花の中で017a.jpg
サンセット021a.jpg

 何日か経ち 梅の花が散り、

 若葉が芽吹きだした。

春の陽をうけて20140331幕岩 004a.jpg

                     幕岩

                     平成26年 春 


タグ:幕岩 梅
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丹沢に雪 [fsc梓の山行]

 丹沢に雪

 雪の後、塔ノ岳へ登ってみた。

20140110丹沢雪 005a.jpg

 数日後再び雪、また塔ノ岳へ。

 登山道は雪に埋まってみえない。

塔ノ岳003a.jpg
  塔ノ岳山頂も深い雪。
塔ノ岳011a.jpg
 
  
 
   
   

 桧洞丸へも行ってみた。

 つつじコースをのぼる、トレースはわずか、ほぼラッセル。

桧洞丸005.jpg

 丹沢が深い雪に包まれた。

                      平成26年 冬

 春遅くまで、沢筋に雪が残った。


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晩秋 苦い勘七の沢  [丹沢を歩いて]

 向かう山は秋の青空。

山里の朝001.jpg

 林道を歩き、

 勘七の沢に着く。

 そそり立つ岩壁を深く切り裂き流れ落ちる水流。

 滝を見ながら装備を身に着ける。

F1a007.jpg
F1取付き

 F1は水流の左の壁を登る。

F1 003-a.jpg
F1

 F2は水流右の壁を登る。

F2 011-a.jpg
F2

 続くF3は水流の右をへつりながら登る。

F3a017.jpg
F3水流右を登る

 水流の左の壁も登れる。

F3a016.jpg
F3水流左壁

 二段のF4は水流の右をへつり気味に登り、中段からルンゼ状を右上し滝上へでる。

F4a018.jpg
F4

 堰堤をいくつか越え、川原で一休み。

F5a025.jpg

 前方に白い水流が落下し行くてを遮る。F5大滝。

F5a026.jpg
F5

 左から取りつき、

F5a028.jpg
F5

 右へトラバースし水流際を直上し、滝上へでる。

 この辺りまでが滝登りの核心。

 この先はゴルジュのなか小滝が続き、沢登りが楽しめる・・・

 はずだったが。

 ゴルジュ手前の二段の小滝の下で

 アクシデントがあり、

 ここで下山。

F5を下る 034-a.jpg
F5を懸垂で下る

 この時は、油断をおもいしらされた苦い勘七の沢だった。

                          H25年晩秋   


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春の足音 [花]

 春の小さな足音

110206フクジュソウ 010bbba.jpg

                       立春を幾日か過ぎた休日


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