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山深くカールを抱く黒部五郎岳 [fsc梓の山行]

 夏の暑い日、山の仲間3人で黒部五郎岳を目指した。

 新穂高に車を置き、陽ざしの強い川沿いの道を歩き、わさび平の木立の中にテントを張る。

 早朝わさび平をたち、小池新道を辿り、鏡平へ。

鏡平DSCF4776a.jpg

 鏡平から急な登り、弓折分岐へ出る。

 昨年もここを歩き水晶岳に登った。

 花をみたり、

花見平DSCF4785a.jpg

 槍や穂高を眺めながらの稜線歩き。

 双六小屋から巻道ルートを行く。

三俣蓮華残雪と花DSCF4795a.jpg

 山肌に咲く花々、

雪解けの流れDSCF4796a.jpg

 残雪と雪解けの流れ、

鷲羽岳とお花畑DSCF4806a.jpg

 この山域に魅せられる。

黒部080.jpg

 北アルプスの山々に囲まれた三俣山荘のテント場にテントを張る。

 霧の朝、雨支度で黒部五郎岳に向う。

流れる霧DSCF4828a.jpg

 霧が流れる山稜、霧は雨に変わり、何も見えない長い下り。

 黒部五郎小舎でコーヒを頼み、雨を一時しのぎ。

岩と花に雨DSCF4839a.jpg

 雨に黒くけむる岩、雨に濡れ咲く花。

 行く手にカールの大きく白い残雪、

カールDSCF4844.jpg

 それを取り囲むように霧に見え隠れし聳える岩壁。

カール側壁DSCF4853a.jpg

 急な斜面に花の咲くカールの側壁を登り、稜線にでる。

山頂まじかDSCF4860a.jpg

 岩の稜線を上り、黒部五郎岳山頂に立つ。

黒部五郎岳山頂DSCF4861a.jpg

 雨は止んだが霧に閉ざされた山頂。

 今 黒部五郎岳に登り、日本百名山 全山登頂を達成した。

 今年は70の声をきく、山に登り50年以上が過ぎた。これからも山に登れたらいいなと思う。行きたい山、登ってみたい岩場や見てみたい花もある。

 下りにかかると、霧がとれ、

カールDSCF4870a.jpg

 カールの全貌がみえはじめた。

黒部五郎小舎DSCF4872c.jpg

 草原に立つ黒部五郎小舎。

黒部五郎岳DSCF4878a.jpg

 戻り道ふりかえると黒部五郎岳が姿をみせた。

 テントに戻り、黒部五郎岳登頂に乾杯。

黒部079KE.jpg

 その夜は冷えた。

 晴天の朝、花の斜面を登り三俣蓮華岳山頂に立つと、

三俣蓮華岳DSCF4911a.jpg

 カールを抱いた黒部五郎岳がよく見えた。

黒部五郎岳DSCF4920a.jpg

 帰り道は長い、足を引きずり新穂高に下る。露天風呂で山の余韻に浸る。

             平成26年7月25日~28日


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