連なる峻険な岩壁 戸隠山 [fsc梓の山行]
梅雨が一時やんだ休日、戸隠山をめざした。
バードラインを走り戸隠の岩峰を眺めたり、キャンプ場から戸隠の山容をみあげたり、スキー場からその峻険な岩壁に見とれたりし、戸隠山には登ってみたいと思っていた。
奥社の駐車場に車を停め、一夜を過し。
もうだいぶ明るくなった参道を辿り
奥社へ。
奥社を過ぎると、樹林帯の急登。
いくてに岩壁がそそり立つ、五十間・百間長屋の断崖。
このあたりから岩壁・岩場が続く、岩場には鎖があり手がかり足がかりも多いが 、
やや長い岩場を鎖に導かれ登った先に、細い岩稜が!
蟻のと渡り、剣の刃渡り・・・ 一目こんなところノーザイルでは登れない・・・、 岩稜の基部をトラバースする鎖もみえるが。
何とかなるか。
ここは 細い岩稜の上を辿る。傾斜が緩くリッジ上を歩るくがさすがに最細部は手をつく。
スリリングなところ。
岩稜に小さな花
これをぬけると八方睨みにつき、すぐ戸隠山山頂。
ここからは東は絶壁を覗き、戸隠高原の樹海を見下ろし、
西は高妻山を眺め、遠く北アルプスを望みながらの登り降り、
岩壁や足元に咲く花を眺めながら山稜を歩く。
一不動から不動滝・帯岩の鎖場をくだり、
沢沿いに歩き、
草花の咲く戸隠牧場をとおり、
キャンプ場を抜け、
樹林と湿地帯の遊歩道を歩き、奥社の駐車場へ戻る。
ソバ屋に立ち寄り、
川中島古戦場跡で合戦の話を聞いて、
アップルパイを土産にして高速にのる。
H21.7.11~12
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