木々の芽吹きだした源次郎沢 [丹沢を歩いて]
朝から青空の 仕事が休みの日、
戸沢出合の河原に車を停め、源次郎沢へ足を向けた。
源次郎沢は昔 何度か登ったことがある。
昔泊った本谷山荘は今は廃屋。
ここを過ぎると源次郎沢の出合い。
沢に入ると、F1、F2と小滝が迎えてくれる。
ずっと昔、
まだ見知らぬ未来への想いと若さがみちずれの高校3年のとき、
友達と水無本谷の河原にテントを上げ、本谷やセドを登ったり、
源次郎沢を登ったりしたことを思い出した。
細く切れ込んだ水流沿いを辿り、F3を越える。
左から崩れたガレををすぎると 、行くてを遮るようにF4が姿をみせる。
水流左を登る。
F4二俣となり、左俣はルンゼ状の小滝が続き、茅場平附近へでる。
今回は二俣から滝(F5)の見える右俣へ入り、F5は水流左を登る。
石の積み重なった滝とは見えないF6、F7をこえる。
水音だけの小さな峡谷の石にすわり、芽吹きだした木々を眺め、一服。
大岩の覆いかぶさるF8あたりで水流は消える
F8は中央の溝も右の乾いた岩にもルートはとれる、
これを登り、ルンゼ状の小滝をいくつかこえる。
いくてにF9がたちはだかる。
左の壁を、残置されたシュリンゲを掴んでのぼった。
右の壁は短いが岩登りの雰囲気もあり、登ってみたいところだ。
(その後しばらく経って、仲間と来たとき、ロープをつけて水流右の壁を登ってみた。)
乾いた小滝や岩溝を登り、
滝ともいえないF10をすぎると沢は終わる。
馬酔木の木立や笹原をつめ
杉林を抜け花立へでる。
山桜の咲く大倉尾根から、天神尾根を下る 。
木々は 今 緑の芽吹き。
早春 H21.4.22
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