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秋の勘七の沢 [丹沢を歩いて]

 勘七の沢は遠い昔に登った。                                                                          その後一人で勘七の沢に入ろうとしたが、ノーザイルで登る度胸がなく引き返したりしていた。

 梓山の会の仲間と紅葉の残る勘七の沢に入った。                                       岸壁を切り裂いて流れ落ちるF1が行く手をさえぎる。身支度をして水流の左の壁を登る。

勘七の沢F1 002a.jpg                                          F1

F2、F3と気はぬけないが楽しめる滝が続く。

勘七の沢F3 010a.jpg                                           F3

  F4は水流の右をトラバース気味に登り、右の岩稜の裏のルンゼ状を登る。

勘七の沢F4 013a.jpg                                 F4

 大滝F5は左からのバンドを水流方向へトラバースし、水流の左を直上する。滝の登攀の気分がでるところ。手がかりのうすいところにはピンが適当に打ってある。

 簡単そうにみえた二段の小滝の落ち口で躊躇、水流に足を入れたくないし、左上の岩のトラバースはピンはあるが てこずりそうなのでやめて、水流をまたぎ右を高巻き、懸垂でこの滝の上におりる。

 深く狭く両側の切り立ったゴルジュの中に小滝が続く、濡れたくないのでヘツリやトラバース気味に登ったが、水流の中を歩き水と遊ぶのもよい所なのだろう。このあたりまでが核心部。

 左から押し出したガラ場を過ぎ、いくつか堰堤を越え、流れが細くなりガレの多い沢筋を登る。

 昔 このあたり小気味の良い小滝が連続していたところではないかと思うのだが、崩れたガレの下になってしまったのか?。

 ザイルをしまったあと、上部が浅いルンゼ状の涸れ滝をフリーで登るが、この滝まではザイルをしまわない方がよさそうだ。

 ガレ沢をつめ、踏み跡をひろいながら木立へはいると ほどなく花立山荘へでる。

 久しぶりに訪れた勘七の沢の余韻を味わいながら二俣へ下る。                                                   


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